さまざまなデータや分析環境を提供しているSensor Towerによれば,セガが展開しているリズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(iOS / Android。以下,プロセカ)は,2周年を迎え収益を大きく伸ばしたという。2周年記念イベント開始から7日間の収益は,日本におけるモバイルゲーム収益の音楽・リズムゲームジャンルでトップになったそうだ。
2020年9月30日より配信されているプロセカは,「初音ミク」を始めとしたピアプロキャラクターズとゲームオリジナルのキャラクターが登場するリズムゲーム。本作は配信開始から2022年9月までに,日本において1000万ダウンロードを突破している。9月30日に2周年を迎えた本作では,楽曲追加や,クリスタル(×5000個)と10連無料ガチャチケットをプレゼントするもの,星4メンバーの排出確率が2倍になる「2周年記念 カラフルフェスティバルガチャ ドリームピック」などのキャンペーンが実施された(関連記事)。
こうしたイベントやキャンペーンの効果はデータで確認できるという。Sensor Towerの「ストアインテリジェンス」のデータによれば,日本のApp Store Top Grossingランキングで,2周年記念イベント開催前の6日間はトップ10圏外が続いていたプロセカは,2周年当日の9月30日には1位となり,その後2日間は2位,10月6日には順位を下げたものの,10月7日には6位,10月9日には3位に戻した。
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また収益は,2周年前日(9月29日)に比べて当日(9月30日)は3.3倍以上になったとされている。2周年から7日間(9月30日〜10月6日)の日本におけるモバイルゲーム収益では,1位の「モンスターストライク」(iOS / Android),2位の「原神」(iOS / Android)に続く3位となり,同期間の日本の音楽・リズムゲームジャンルにおける収益では,2位の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(iOS / Android)に対して2倍以上の差をつけてトップになったとのこと。
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Sensor Towerのデータによれば,プロセカの2022年9月までの総収益4.3億ドル(約633億円※本稿執筆時点の為替相場で1ドル=147.30円換算)以上となり,2020年9月から2022年9月までのセガの日本におけるモバイルゲーム別収益比率では,プロセカが約49%を占めているという。
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