さまざまなデータや分析環境を提供しているSensor Towerによると,バンク・オブ・イノベーションが2022年10月18日にリリースしたRPG「メメントモリ」(PC / iOS / Android)が,日本に加えて,韓国,香港市場で好調な滑り出しを見せているという。リリースから2週間(10月18〜31日)の世界での収益は2300万ドル(約32億7000万円※1ドル=142.08円)を突破しており,収益成長量は日本がトップとなっている。
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メメントモリは,過酷な過去や運命を背負う少女達の物語が描かれるタイトル。全キャラクターにオリジナルのイメージソングが用意されているのが特徴で,キャラクターの世界観を歌で表現した“ラメント”には,あたらよさんやDaokoさんなどのアーティストが参加している。
収益とダウンロード数の割合を見ると,10月18〜31日の2週間における世界での収益のトップは日本で,68.0%を占めたとのこと。2位は韓国の14.0%で,アメリカの7.0%と続く。一方のダウンロード数の割合は,日本が43.8%,韓国15.0%,アメリカ9.2%だった。
海外市場での好調は,とくにアジアにおいて顕著で,10月18〜31日のApp StoreのTop Grossingランキング(iPhone:ゲーム)では,韓国は最高7位,香港は最高3位,台湾は最高8位を記録しており,日本以外の市場においても好調だったことが分かるという。また,同期間の日本のGoogle Playにおいては,10月27日〜10月29日は3日間連続でトップを記録しているとのこと。
なおメメントモリの好調ぶりについては,4Gamerの連載「スマホゲームのセルラン分析」(2022年10月13日〜10月19日)でも触れているので,こちらも合わせてチェックしてほしい。