坪井利三郎商店 (愛知県名古屋市)
リフォーム売上:18億4000万円
伸び率(対前年比):110%
工事1700件、下請けが7割
今年で創業120年を迎えた老舗・坪井利三郎商店(愛知県名古屋市・年商47億6000万円)が好調だ。リフォーム売上高は前期比1割増の18億4000万円。うち7割がハウスメーカーや家電量販店の下請け。3割が戸建て住宅などの元請け業だ。同社が得意とする神社仏閣からの紹介もあり、双方の受注を伸ばしている。
口コミとオンラインでの反響営業をメインに、工事件数は前期比100件増の1700件に伸びた。うち半分が屋根のリフォームで、内訳は瓦が2割、板金工事が3割ほど。ここに太陽光、外構・エクステリア、さらに外壁塗装の受注が1割ずつ加わり「外回りの総合専門工事店」となった。外構・エクステリアについては専門のホームページも開設している。
「当初は瓦専門でしたが、時代に即して、工事内容の範囲を広げてきました。内装工事はクライアントとバッティングすることもあり、あくまで外回り限定です」と話すのは、坪井健一郎専務取締役だ。
有料会員登録で記事全文がお読みいただけます