FXや株式投資に比べて、仮想通貨(暗号資産)は運用手段が多様な投資商品です。短期売買やレバレッジ取引、積立投資や保有している仮想通貨からインカムゲインを得られるレンディングといった長期運用向きの方法もあります。慣れている投資家の中には、目的に応じて複数の取引所を賢く選択している方も少なくありません。今回は2つの仮想通貨取引所コインチェックとBITPointについて、サービスの違いや特徴に応じた活用法について解説します。

目次

  1. 仮想通貨取引の他、NFT市場やIEOも展開するコインチェック
  2. 取引手数料や仮想通貨の出庫手数料が無料のBITPoint
  3. コインチェックとBITPointを使い分けるポイントとは
    3-1.様々な運用方法を気軽に利用したい方はコインチェック
    3-2.板取引をしたい、仮想通貨を送付したい方はBITPoint
  4. まとめ

①仮想通貨取引の他、NFT市場やIEOも展開するコインチェック

Coincheck
コインチェックはマネックスグループ株式会社の子会社であるコインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所です。初心者でも扱いやすい販売所で16種類の仮想通貨を売買できる他、取引所でビットコインを手数料無料で購入できます。コインチェックのスマホアプリは、取引画面もシンプルで初心者でも直感的に操作しやすいよう設計されており、累計ダウンロード数は415万を突破しています(2021年6月末時点)。

  • 取扱通貨:
    ビットコイン、XRP、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ネム、イーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、ライトコイン、モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン

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※2022年3月1日時点の情報です。最新情報に関しては公式サイトをご覧ください。

コインチェックは自動積立サービスや、保有している仮想通貨を貸し出して金利を稼ぐことができる「貸暗号資産」を提供しており、長期投資に便利です。また、Coincheck NFT(β版)では、話題のメタバース「The Sandbox」のデジタル不動産(LAND)や、欧米を中心に熱狂的なファンも多いファンタジーフットボールゲーム「Sorare」のNFTなどを売買できます。さらに、新規プロジェクトのトークンセールを行うIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を実施するなど、コインチェックはあらゆる投資家のニーズに対応します。

②取引手数料や仮想通貨の出庫手数料が無料のBITPoint

仮想通貨取引所・販売所のBITPoint
BITPoint(ビットポイント)は株式会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所です。BITPointは販売所で12種類、取引所(BITPoint Pro)で8種類の仮想通貨を売買可能です。特に、ジャスミーやディープコインなど、国内では同社でしか購入できないものもあり注目を集めています。BITPointは日本円の即時入金や現物取引、仮想通貨の入出庫など各種サービスが手数料無料で利用できるので、これから仮想通貨投資を始めたい方からベテランまで満足できる仮想通貨取引所です。

  • 取扱通貨:
    ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、XRP、ベーシックアテンショントークン、トロン、ポルカドット、エイダ、ジャスミー、チェーンリンク、ディープコイン

BITPointが提供するアプリはチェーンリンクやポルカドット、エイダといった注目度の高い仮想通貨を多数取り揃えています。仮想通貨とチャートが一つの画面に表示されて見やすさに特化した作りになっており、手軽に仮想通貨取引を行うことができます。一方、WEB版で利用できる取引所「BITPoint PRO」は成行、指値、逆指値注文を備え、手数料無料で利用できます。
BITPOINT※2022年3月1日時点の情報です。最新情報に関しては公式サイトをご覧ください。

BITPointが提供する「貸して増やす」は口座開設しているユーザーは誰でも利用可能で、WEBとスマホアプリの両方から設定できます。賃借料率・貸出期間・最大貸出数量等は募集案件によって異なり、空き枠が出来次第申し込み(先着順または抽選方式)が可能です。

③コインチェックとBITPointを使い分けるポイントとは

3-1. 様々な運用方法を気軽に利用したい方はコインチェック

コインチェックでは豊富なサービスを通して多様な仮想通貨の魅力に触れることができます。シンプルで操作性の高いアプリを通して、仮想通貨を売買・送付したり、Coincheckつみたてや貸暗号資産といった長期投資も管理できます。NFTマーケットプレイス『Coincheck NFT(β版)』は、コインチェックの審査を通過したコレクションのNFTを出品・売買・保管できます。外部サイトへの仮想通貨の送付やウォレットの連携といった作業なしにNFTを売買できるので、初めてNFT投資に挑戦したい方におすすめです。Coincheck IEOでは日本で初めてIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を実施しており、パレットトークン(PLT)がわずか6分で調達目標金額(9億3,150万円)を突破するほどの盛り上がりを見せました。

3-2. 板取引をしたい、仮想通貨を送付したい方はBITPoint

取引所(BITPOINT PRO)の取引手数料はゼロなので、仮想通貨の取得単価を低減できる点がメリットです。仮想通貨のボラティリティを活かして、トレードで利益を上げたい方は取引所(BITPOINT PRO)が断然適しています。また指値注文を使えるので長期投資分を利益確定のために指定価格で一部売却するなど、投資戦略の幅が広がります。さらに、BITPointでは仮想通貨の出庫手数料が無料になっているので、OpenSea(NFTマーケットプレイス)やAxie Infinity(有名なNFTゲーム)などの外部サイトを利用したい方にとって重宝します。他社ではイーサリアムの出庫手数料として0.005ETH(約1500円)前後かかりますが、BITPointではこれが無料となっています。イーサリアムのネットワーク手数料(ガス)が数千円〜数万円に高騰する昨今で投資家にとって魅力的なポイントです。

④まとめ

コインチェックとBITPointはどちらもシンプルなデザインで、アプリの使い勝手も優れている仮想通貨取引所です。コインチェックはNFTやIEOといった仮想通貨を使用するサービスが充実している一方、BITPointは出庫手数料が無料なので、外部NFTマーケットプレイスやDeFiの運用にも役立つといった特徴がありました。どちらも販売所と取引所を備えていますが、取り扱っている仮想通貨は異なるのがポイントです。イーサリアムやXRPなどのアルトコインで板取引をしたい方は、BITPointをメインに使用しながら必要に応じてコインチェックを利用する、といった使い方ができます。

両社とも提供しているレンディング(貸暗号資産)は人気が高く、空き枠が出ると申し込みが殺到する場合があります。レンディングを利用したい方は2社の口座を解説しておき、希望している銘柄の枠を取得できるように備えておいても良いでしょう。口座開設は無料で出来るので、気になっている方はこれを機にコインチェックとBITPointのサービスをチェックしてみましょう。

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立花 佑

自身も仮想通貨を保有しているWebライターです。HEDGE GUIDEでは、仮想通貨やブロックチェーン関連の記事を担当。私自身も仮想通貨について勉強しながら記事を書いています。正しい情報を分かりやすく読者の皆様に伝えることを心がけています。

立花 佑



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