Twitterは米国時間11月15日、イノベーションを促進することを目的として、同社の開発者プラットフォームにいくつかの重要なアップデートを導入した。開発者コミュニティーを支えることで「社会全体の利益への貢献」のためのソリューションが生まれることを期待しているという。

 Twitterは、今回導入されたアップデートのいくつかはこれまでで最大の変更だと述べている。これには、「Twitter API v2」の改善や、開発者の参入を容易にするための施策も含まれている。

 2020年に導入されたTwitter API v2は、Twitterの正式な主要APIに格上げされた。バージョン1.1のAPIは引き続き利用可能だが、今後は機能は追加されず、サポートはAPIを維持するために必要な「重要な」バグへの対処のみになる。PremiumおよびEnterprise v1.1のAPIも、将来的に新バージョンに移行する。

 また、これからTwitterの開発者を目指す人がすぐに利用できるように、より簡単に開発者アカウントを登録してコミュニティーに参加できるようになった。また新たに、「Essential access(エッセンシャルアクセス)」と「Elevated acess(高度なアクセス)」という2つの無料のアクセスレベルが追加された。

 Essential accessに登録すると、サインアップと同時にTwitter API v2にアクセスできるようになり、1つのアプリケーション開発環境が提供され、1カ月あたり50万件のツイートを取得できる。

 このアクセスレベルは「特に開発の初期段階における、大半の開発者ニーズを満たせる」ようになっているという。

 一方のElevated accessでは、3つのアプリケーション環境(開発環境、ステージング環境、本番環境)が無料で利用できる。すでにTwitter API v2を利用している開発者のプロジェクトは、Eleveted accessに自動的にアップグレードされるが、まだAPI v2を使っていない人は申し込みが必要になる。このアクセスレベルでは、1カ月に200万件までのツイートを取得できる。

 Twitterは、初心者向けのアクセスレベルであるEssential accessを用意した理由として、「技術革新」を挙げた。同社は、「社会全体の利益への貢献」が見られるような新しいソリューションや、開かれた会話の健全性と安全性の向上を促進するソリューションが生まれることを期待しているという。

 Twitterの開発者利用規約も改訂され、プラットフォームの中核的なサービスを利用する際の自由度が増した。

 同社は、今回のアップデート内容を発表する開発者ブログの記事で、「私たちは、オープンな開発者向けプラットフォームを構築する途上にあります。より便利なエンドポイントをリリースし、開発者がTwitterで構築できる幅を広げ、技術革新により収益化する機会を作りたいと考えています。私たちは、開発者が簡単に開発できることによりエコシステムに価値をもたらし、開かれたの場での会話に影響を与えることができるようにしたいと考えています」と述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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